イッセー尾形の字の部分 演出家森田雄三 語録ブログ
森田雄三語録ブログ
「マンションの騒音」sound of雄三語録

| - | 23:06 | comments(0) | - |
「結婚前に激しい恋愛がしたい」sound of雄三語録

| - | 22:16 | comments(0) | - |
お誕生日に退院した雄三です

4月3日に約2ヶ月の救急医療センターから転院して、さらに4ヶ月通算6ヶ月間の病院の体験は、雄三にとって最も長い管理される体験でした。
無言ではあっても朝から解放に輝く表情の雄三でした。

救急センター2ヶ月間では、人工呼吸器でただひたすら寝ている雄三に、会える時間はほんの10分ほどなのに「あら奥さんが来ると、違いますね」とナースが言うそれだけで死なないでねと祈り頬撫で手を握りました。
あの時分かった?覚えてる?と何度も聞いたけれど、首傾げううんと、がっかりさせてくれました。でも今日自宅に帰り倒れたその時までいた部屋に入り、「お帰りなさい」と言ったら
はっきり「ただいま」と私を見つめました。
今日1歳になったと思って、私たち見るもの聞くこと楽しみましょうね、笑って暮らしましょうね。ウンワラッテクラスヨ。

20年前にお稽古に来ていたアキチが、ベルギーから2人の子供とベルギー人の旦那と雄三に会いに来てくれました。幼い子らは熟睡してる雄三の頬とちょん切れてる左の足にキスしてくれました。
今日同じ日の誕生日のつむぎくんとお姉ちゃんのヒナキが、あ寝てるねとそっと顏を覗いて忍び足する「ゆうぞうさん笑ってねてるよ」下の階の楽ちん堂からは、そう寝かしてあげようよ安心したんだね、聞こえる賑やかな人声もまた雄三清子には、何よりのお祝いです。

何気なく普通にしている、息を吸ったり食べたり走ったりすることがどんなに素晴らしいことか、午前中忙しく立ち働く楽ちん堂のスタッフを見ながら、うんうんと頷いた雄三は、一点の曇りなく生きている事を賛美していました。
| - | 09:28 | comments(2) | - |
「無力感」についてsound of雄三語録

| - | 00:56 | comments(0) | - |
「男はみんな浮気する」sound of 雄三語録

| - | 00:54 | comments(0) | - |
「酒癖が悪い人」への反論sound of雄三語録

| - | 23:59 | comments(1) | - |
偶然の顔合わせ

三連休には京都から神戸から富山から稽古に来て下さる方で病室は満員でした。

京都から来た川元さんはこのところよく訪ねて下さいます。

作品になりそうな根っこが見えて来たのが、雄三も嬉しいのでしょう。

翌日神戸から来た村田さん久保さんのなりたて夫妻と、富山から車で7時間かけていらした結城夫妻に昨日の稽古でねと「風呂板のカビ、電気自動車の静けさ、卵焼きは意外に難しい、ありは何を目指して大群で動くんか」うろ覚えながらも話すと久保さんは、風呂板のカビ面白そうやなと開いた意気込みで病院にむかう。初顔合わせなのに狭い部屋に膝付き合わせ、「はい、何か言って」といきなり雄三に振られても動じないさすが結城さん。またどうせ怒られるだけやろ、と言いながらもスパッとセリフに入る。村田さんに新妻の久保さんが手話で通訳を始めると「村田くんは分かるから通訳はやめて」と雄三。これまた動じない結城さん結城さんの御主人のテラやん久保さん、もちろん村田さんもあたかもセリフが聞こえるように、絶妙なタイミングで答える。

次はい次と雄三がつま先で突っつくと四つの楽器が旋律を奏でるようだ。

ほんの1時間半ほどで、作品は出来てしまいました。

病室から外に声は漏れたでしょうに、誰も不思議には思わなかったみたいでした。

病院、初対面の2組の夫婦、ゆらゆら揺れる雄三、奇妙な空気がセリフを複雑に絡ませているのをそこにいるみんなが、はっきりと知りながらかってに言葉が口から飛び出ているようでした。楽ちん堂でセリフ起こししようと向かう道すがらにも「これ再現しようとしたら絶対出来ないんだよね」ああ、でも富山に行きたくなった。久保さんは手話なく言ったけど、やっぱり村田さんも頷いた気がしました。

明日は仕事と手を振り振り北へ西へと帰った後に、もう書き起こした原稿が新幹線から送られて来ました。読み上げると雄三は増やしてまだまだ増やしてと出ない声を振り絞って言いました。

翌日のお試し帰宅の、雄三清子の不安もきれいに消えていました。


| - | 13:44 | comments(0) | - |
「酒癖が悪い人」sound of雄三語録

| - | 00:19 | comments(0) | - |
いしだぁーっエレベーターまで届く声

石田さんが記者会見で上京した。
斎藤美奈子さんの「この作品を埋もれさせてはならない」との直感力に救われての評判だ。
おおらかに斎藤さんのおかげとは言いながら、2日間の彼女の姿には、10年2人の子を抱えシングルで働いた地金の強さが光り出す魅力があった。

取材して下さった記者の方々を1人づつ、訪ねた書店の応対の様々を、消灯寸前の病室の雄三に飛び込み報告してくれる石田さん。
書き続けるんだぞ、書けないとピンチの時こそ、そこからほんとうに書けるんだぞ、雄三は両手を振り回して、すでに灯りの消えた薄暗い中で目を光らせて石田さんに唾飛ばし吠えた。

うんうん、消灯だからねまた退院したら楽ちん堂で一緒にやらんと、雄三さんにいててもらわんとできへんから。じゃ帰るよと廊下を歩きエレベーターにまで、いしだぁーっいしだぁーっ
雄三の声はまさにワークショップその時のままに届いていた。
| - | 07:10 | comments(1) | - |
太郎くんの手紙と折り鶴

一年生になった太郎くんが、楽ちん堂にママと来てくれた。

幼稚園に入るか、風の子にしようかとママが迷っていた頃からのご縁だ。

雄三さんいかがですかとママの穏やかな気遣いが、感じられる。

4年前の楽ちん堂を始めた時は、いつまでやれるか分からない不安をどれだけ乳飲み子抱えたママ達が支えて下さったことか。おっぱい飲ませながら、雄三の稽古にも参加して下さり名作が沢山生まれた。その子達がどんどん大きくなるのを雄三は今、自分の中にそれと比例して希望を見だしているようだ。大きな不揃いなひらがなの手紙とママが折っただろうきっちり羽を広げて重ねられた鶴を袋から出すと、あーと目が晴れやかに開く。

リハビリしますよの療法士の声に答える身体に、力がみなぎるのだけれど、1番の難関前のめりに、おーっとまだまだ待ってくださいよぉと押し戻されるほどに張り切る雄三。

ふとした小さなことに闘病している人は、力をもらうものだと寄り添うものもまた帰りに見上げる月が美しいおもい。

| - | 23:37 | comments(0) | - |
+ イッセー尾形オフィシャルブログ
+ 森田雄三プロフィール
1946年・・・石川県白山市に生まれる。 2006年・・・兵庫県高砂市の教師とワークショップで芝居を作る。 スイス国立演劇学校(HMT)の教授となる。           ワークショップに関する本が何冊も出版される。           ワークショップに参加した人達、通称:「森田雄三チルドレン」が、ソーシャルネットワーキングサイト「mixi」(ミクシィ)でも多数存在し、ワークショップでの出来事・森田が話した内容「雄三トーク集」なるコメントがされている。 イッセー尾形の演出家。
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