イッセー尾形の字の部分 演出家森田雄三 語録ブログ
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今日の雄三その3

約十年続けたこのブログは雄三はほぼ毎日明け方に書き終わり、空が明るくなる頃に眠りについていました。

 今リハビリ病院では、ベッドからでて部屋の家具を動かして、困りもの扱いです。

 彼は仕事をしようとしているのですが、ただの困りものなんですね。

「消灯の後が長いネ」

「うん長い、、、、。」

「はやく行こう、家に行こう」と今日も杖をくれという事を気がつかず、ゴロゴロと部屋で身もだえしました。

ベッドが危険だと病院の今は座敷部屋です。

 「雄三さん、肩と腕の力すっごいすネ」

リハビリの先生も驚く力技。骨肉腫で一応脚はあるものの軽く杖で16年、脚をなくして14年。確かに肩と腕は鍛えられていますわね。

 この流れているラジオの質問を読み上げているのは、15歳くらいから出入りしていた元スタッフで、多分いまはもうおっさんです。雄三はじっとききいって無言で手にしていたタブレットを私に返しました。

 彼は長男の級友で町のワルだったんでしょう。雄三が「お前らがカツアゲするような金ね。それ以上にやればやめるんだろう?」と興行の仕事を始める事になりました。

 彼の度を越したキレ方をどれほど雄三は笑って納めたか。

 石田さんが2人の会話を今聞いて、「楽しそうやね。生き生きとはなしてるわ」

もちろん即興の雄三トークです。なつかしい10年ほど前の番組。私たちも初めて聞くので楽しみな日々となりました。

森田清子

| - | 21:16 | comments(1) | - |
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| - | 21:16 | - | - |
雄三さま清子さま、
たった一度きりですが、宮崎からお伺いした菓子野です。

倒れたと初めて知り、ショックで眠れませんでした。
なにくそ
といまだに奮闘(人生に?)されておられる様子に.
少しばかり安堵しました、

正直、なぜにわたしは雄三さんに泣かされるのかわかりません。(いまも泣いています…笑)

気待ちを持っていかれるパワーといいますか、演出家にはそんなものが必要なのでしょう。
ありがとうございますありがとうございます。

お礼をお伝えしに行きたいので(うまく言えるか自信ありませんが)お元気になってください。

| かしの | 2017/06/17 12:00 PM |










+ イッセー尾形オフィシャルブログ
+ 森田雄三プロフィール
1946年・・・石川県白山市に生まれる。 2006年・・・兵庫県高砂市の教師とワークショップで芝居を作る。 スイス国立演劇学校(HMT)の教授となる。           ワークショップに関する本が何冊も出版される。           ワークショップに参加した人達、通称:「森田雄三チルドレン」が、ソーシャルネットワーキングサイト「mixi」(ミクシィ)でも多数存在し、ワークショップでの出来事・森田が話した内容「雄三トーク集」なるコメントがされている。 イッセー尾形の演出家。
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