イッセー尾形の字の部分 演出家森田雄三 語録ブログ
森田雄三語録ブログ
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今日の雄三その5

 毎週末つくばから雄三を来訪する柏村さん。

 14年前のNPOらららの提案とその立ち上げを一身に、文字通りお一人ですべての事務手続きをして下さった。にもかかわらず雄三からは度々「柏村さんには大変お世話になっているのは十分承知ですが、もうWSには参加しないでください」と告知されたのにもかかわらず、入院を知って電話で「あのお〜、つくばの柏村でございます。もう誰かが亡くなるとかの時にしかご連絡できないかと……あ、こんなことを言ってしまう柏村でございますが、私などが伺ってもよろしいでしょうか。」とおずおずといらして下さる。

雄三は「はい、何か言ってください」と何のこだわりもなくそくざにうながす。誰しもが雄三は言葉が不自由と感じていましたので、柏村さん相手に、はっきりと稽古をする意思を表したので、思わず絶句しました。今日までに何回か来て三作ほどできました。

 昨日今日、泊りがけで名古屋から車飛ばしていらした片桐さんと二人、交互にセリフを作ります。片桐さんもよく「困ったねー、その上から目線は何ともならない」とあきれられたものでした。

 でも今日の雄三を見て、「なにか、これは薬ですね。何飲んでます? ああそれね。夜は眠っていて欲しいからね、どうしてもネ」さすがに製薬会社の方だけあります。内状を熟知した見解。それでもセリフを話し始めます。

「片桐さんは自然なところがあるんだよ、とてもそれがいいんだ」

 そうか、そうなのか。柏村さんは大学の事務局で、私達のいかにも自由人ぶった時間にルーズなところによくイライラしてたけど、孤独な一人者が突然セキをきったように女性に優しい言葉をかける時があって、豊かな話題で止まらなくなる時があった。

 片桐さんも雄三は「スーツの上着をすごい手順できれいにたたんで自分の脇に置いた後は、それを全く気にする事も無く人の話に聞き入る、それがこの人の自然さね」

 今の雄三を前にいつもの片桐さんではない。と言いたいのかな? と清子。

 柏村さん、片桐さんの新境地の作品が静かに生まれた二日間でした。

森田清子

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+ 森田雄三プロフィール
1946年・・・石川県白山市に生まれる。 2006年・・・兵庫県高砂市の教師とワークショップで芝居を作る。 スイス国立演劇学校(HMT)の教授となる。           ワークショップに関する本が何冊も出版される。           ワークショップに参加した人達、通称:「森田雄三チルドレン」が、ソーシャルネットワーキングサイト「mixi」(ミクシィ)でも多数存在し、ワークショップでの出来事・森田が話した内容「雄三トーク集」なるコメントがされている。 イッセー尾形の演出家。
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